要するに、日本で利用している携帯は、渡航先で使わないことが確実なひとつの方法です。つまり渡航先では現地のキャリアのSIMカードを購入出来る場合は、購入し、それをSIMフリーの携帯電話に入れて用いるのです。渡航先で使える携帯は、購入するか、レンタルするのが一般的です。渡航先で使っている携帯電話の方式を予め調べておかないといけません。
方式とは、GSM、WCDMA、CDMA2000など。通話だけなら、2Gでも3Gでも構いません。SIMフリー携帯は秋葉原やネット通販でも手に入ります。また空港に携帯のレンタルのお店もあります。
SIMカードが購入できない場合は、 SIMカードがすでにセットになった携帯端末がレンタルされているかもしれません。日本を出発前にレンタルすることも可能です。レンタル費は、あまり安くないかもしれませんが、多く通話する場合は、ローミングの費用を考えると、かなり割安であると思います。
これだけだと、旅行中に日本の携帯に掛かってきた電話はどうするのか、という問題が発生しますね。
その場合、次の方法で、回避します。
日本の携帯を転送モードにせず渡航先に持ってきた場合は、相手の番号表示だけ読み取り、電話は取らず、現地の携帯電話または固定電話でかけ直せばいいのです。もちろん重要な電話はこの限りではありませんが。。
日本の携帯電話に掛かってきた電話を、渡航先の携帯電話に国際通話で転送することも有効な手段です。転送費用は、国際通話料がかかりますが、国際ローミングのトータル費用に比べると安くなります。
Docomoの場合、日本から台湾へ転送ですと、30秒毎に49円または57円 (時間帯による)かかります。
これに対し国際ローミングですと、1分あたり、145円かかります。
課金単位が30秒と1分の違いも大きいです。国際ローミングの場合、間違い電話でも1分として課金されます。
渡航先の番号が、日本を出発前にわかっているのであれば、日本の携帯で転送設定で、海外の番号を転送先として設定します。しかし、現地のSIMカードを現地で購入する場合は、渡航してからでないと番号はわかりませんので、海外へ渡航した後で、転送設定します。
転送方法は各社異なりますので、次のリンクを参照ください。
au
http://www.au.kddi.com/tensou/
DoCoMo
http://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/content/answer_phone/index.html
ソフトバンク
ソフトバンクは、どうやら海外の電話番号への転送はできないようです。ユーザにこのような国際ローミング、回避策をとられては困るのでしょうか?
以下のページも参照ください。
携帯電話の「転送電話」を活用する。
http://d.hatena.ne.jp/tabimoba/20090418/1253891701
海外携帯電話レンタル比較ナビ
http://www.mobistar.jp/
http://samuraibp.com/column/~脱・国際ローミング!脱・高額請求!~-世界一
IP PBX Facebook Page
https://www.facebook.com/IPPBXusers