北投のラジウム温泉は、新陳代謝がよくなり、免疫力がつくことは良く知られています。同じ成分を持つ、秋田の玉川温泉は、癌患者のメッカとしても有名です。
台北市内から30分程度で、この素晴らしい温泉に入れるのですから、とても素晴らしいことには違いがありません。
しかし、その湯質は、酸性度がph 1.6程度と強酸性です。粘膜や傷口に対する刺激も強く、治療の逆効果になる場合があります。肌が弱い人は、気を付けないと、顔を洗ったりすると、目の周りの皮膚が赤くなったりして、治るまでしばらくかかることもあります。
また、繰り返し入浴すると、爪ももろくなりますから、入浴後は手足、特に指を、水で洗ったりしたほうがいいかも知れません。
ラジウム温泉水で、うがいや飲用する場合は、充分に希釈しないと、歯のエナメル質が溶けてしまいます。うがいや飲用の後は、充分に水でうがいをしたほうがよいでしょう。
また、カフェイン成分に対して、作用してタンニンが発生し、歯に付着するので、歯がオハグロになってしまうので、飲用直後のコーヒーやお茶の摂取は控えたほうが良いようです。