8月5日の工商時報で目にしたニュースです。
台湾のヤフオクの女王と呼ばれているMayukiさん、このほど台湾の店頭市場に上場計画を申請。
ヤフオク歴10年。会社にしてから7年。売上は倍々ゲーム。2009年の売上は3.2億元、2010 年が6.5億元。今年は10億元を上回る予想だそうです。
ポリシーは平價、つまり低価格で薄利多売。販売価格は500元を下回る設定。
Mayuki さん自身が若い女性を代表するユーザーであり、マーチャンダイズバイヤーとしての、実力とヤフオクの評価のため、大勢のファン(信者)を生んだようです。
ネット販売の会社が上場するのは極めて異例で、その勢いを借りて、実店舗を忠孝東路などに開店したようです。Mayukiさんは、一日16時間働き、そのほとんどがMSNでの会議と連絡に終始するそうです。ネットショップは、Yahoo!拍賣、台湾楽天、momo 其他にテナント形式出店しています。
社名(ブランド)からして、日本製品を輸入しているようにミスリードしますが、実は台湾での設計、製造に徹しているとのこと。
私の評価は、ネットユーザの購買意欲をくすぐる、情報発信と、ネット販売でオーバヘッドを抑えた経営ではありますが、フリーダイヤルでのコールセンターを設けたり、必要なポイントには投資している、ということろが強みであると見ました。
Mayuki の部屋: http://www.mayuki.com.tw/subTP.aspx?p=110804room