しかし、IP PBXでそれが可能になることは前回説明しました。
設定は難しくはありません。特に、プロバイダーの契約を固定アドレスにすることで、ややこしいDDNSの設定など不要になりますから、構成は随分とすっきりします。
固定IPは安いところでは、IPがひとつで、一ヶ月あがり1000円ちょいで契約できます。GMOトクトクBB というプロバイダーなどです。
これから光電話に変更したいという人はこれらプロバイダーを通してNTTへ申し込むと、いろいろと特典があることも多いので、要検討の価値はあります。
使いやすい IP PBXの MINI-100 Pro を例とした、全体の構成は下記のようになります。MINI-100 Pro は業界標準のAsterisk というアプリが載った、アプライアンス型の IP PBXです。普通はAsterisk へNTT 光電話を直収するのは、クセがあり苦労するのですが、 MINI-100 Pro の場合はそれらのコンフィギュレーションがプリセットされていますから、とても簡単です。