まず、中国の中国通信のプリペイドカード、神洲と呼ばれている、2GのGSM用のカードを150人民元で購入。
Single Micro SIM用のゲタを用意。
Micro SIM カッターで、先の通常サイズのカードを、切り抜いて、Micro SIMカードに加工します。
ただ、加工しただけですと、ICの部分がぶつかるので、ニッパで、切り欠きを入れ、しかも、iphone4 本体への出し入れがスムースになるように、エッジのバリをとり、また、厚さも薄くします。
この作業は、ゲタを履かせて、トレイにしっくり収まるまで、念入りにヤスリ掛けをし、最終的に、本体への出し入れがスムースに行えるまで、根気よくやる必要があります。
さもないと、トレイが抜けなくなるなど、深刻なトラブルに遭遇することになります。
もちろん電源を切って、トレイを抜き、ゲタプラス、加工済みのMicro SIMをトレイに入れ、本体に収めます。
電源を入れ、Geveyの表示が出るのを待ちます。最初の段階は中国語が出るようです。この説明アラートをOKし、15秒程度待つと、アンテナ感度が2本程度たちます。
そこで、緊急電話用の、112をダイヤル。
2秒以内に切れと、ありますが、これは米国などで、本当に緊急通信とみなされるのが問題となるからでしょう。
台湾、中国、日本では、とりあえず、112を回して、実際に生身の人間が応答することはありません。
で、コールアウトしているのを確かめて、通話を切断します。
で、すかさず、設定画面に入り、一番上のフライトモードをオンにして、すぐ、オフにします。
すると、異常SIM,の表示がでます。
OKします。
すると、SIMカードが有りません、のアラートが出ます。
また、OKします。
しばらく、放置すると、キャリアの検出を始めます。
今回は中国通信の、表示が左上のアンテナの横に現れます。
これで、中国でも使えるようになりました。
一発で、うまくいかないことが多いです。
その場合は、112を回したあとのタイミングが短すぎる、異常SIMの検出が現れない、など、の場合が多いようです。
フライトモードのオン、オフを繰り返したり、また、SIMカード無しのアラートの後、充分に待っていると、キャリア検出に入ることが、確認できました。
それでも、ダメな場合、電源を再度切って、再び上のプロセスを繰り返すことをします。
ちなみに、台湾の中華電信の GSMカードでも、トライして、同様に成功しました。
iOSバージョンは 4.2.1 で、モデムバージョンが03.10.01 でした。