日本の秋田県の玉川温泉と同じ成分で、この温泉水の成分が長い間に堆積してできたのが有名な北投石です。ラジウム温泉と言われる由来は、北投石がラジウムを発生することから来ているのですが、ラジウム自体は体に決して良いものでは有りません。強い放射線のアルファ波やガンマ波を浴びると、白血病になったり、癌になりやすくなったりします。いまでも米国の政府のホームページにはラジウムも、ラドンも人体に危険な元素だと明記しています。
でも少量の放射線はかえって体に良い刺激をもたらすとの研究結果があります。ホルミシス効果と呼ばれています。多少の毒は良薬にも成り得るというような意味あいですね。
北投の青礦温泉の温泉水はラジウムから生まれるラドンという気体(水に溶けやすい希ガス)を多く含みます。このラドンはイオン化作用で体内の新陳代謝を促進し、血液を浄化します。結果、老化防止、中性脂肪やコレステロールの体外排出を促します。体内への吸収は、皮膚、肺、から、また飲用によって胃腸からも吸収されます。ラドンの半減期はわずか4日です。ラドンの体内吸収後、体から出て行くのも速いのです。それに比べると、ウラン238は半減期4.468×10の9乗年、ラジウムは1600年と極めて長いです。
温泉水自体は含鉛硝酸バリウムがメインですが、身体に効く成分はそこに溶け込んだラドンです。
そのあたりは、今後ゆっくり書くことにして、青礦の温泉水の隠れた効用を書いていきます。
今回は目薬としての効用。
コンピュータのスクリーンを長期見続けていて、瞬きも少なくなると、ドライアイと呼ばれる症状つまり涙が少なくなります。これを防ぐのに、生理食塩水や、目薬などをさすとよいのですが、小生の場合は青礦水を約5倍から10倍程度希釈したものを、盃のようなものにそそぎ、目を洗います。とても滲みますが、その後とてもさっぱりします。コンピュータを前にして、残業などするときには、眠気も吹っ飛び一石二鳥の効果があると思っています。
またモノモライなどが発生したときも同様にして、眼球だけでなく瞼全体も洗うと心持ち、回復が早いような気がします。
※ この記事は、いわゆる素人療法です。筆者自身の思い込みである場合も少なからずあり得るでしょう。また、すべての人に同じ効用がある保証は有りません。科学的に証明された内容でも有りませんので、適用される場合はあくまで自己のリスクでお願いいたします。また、適用された結果に対して損害が発生したとしても筆者はいかなる責を負うもので有りません。